着物、もう着ないから売る?査定前に知っておきたい3つのこと
うちには祖母が残した着物が何枚かある。着る機会はもうないし、押し入れで眠らせておくのももったいない。そう思って買取に出す人が増えている。
着物の買取は、洋服やブランド品より「相場が読みにくい」。何しろ同じ訪問着でも、状態と流行で数千円にも数万円にも開く。ここでは、私が実際に古物として扱う立場から、査定に出る前に知っておくと得をする話をまとめた。
まず知っておくべきこと:相場は「状態」と「種類」で決まる
結論からいうと、着物の買取額を決めるのは次の3つだ。
- 状態: 染み、日焼け、虫食い、黄ばみ、臭い。これが最優先。
- 種類と用途: 訪問着、付け下げ、小紋、袋帯、反物。袋帯や訪問着は需要が高め。
- ブランド・作家・年代: 型友禅、大島紬、加賀友禅、正絹、作家ものなどは高くなりやすい。
状態が良い訪問着なら数千円、希少な正絹の袋帯なら数万円の査定がつくこともある。反対に、虫食いや強い日焼けがあるものは数百円になる。
私が査定でまず見るのは染みと日焼けだ。表だけでなく、裏や折り目の中まで見る。衿や袖の汚れは着用感が出るので大きく評価を下げる。
査定に出す前の3つの注意点
買取に出すなら、この3つだけは押さえておいてほしい。
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複数社で無料査定を出す 買取価格は店によって違う。査定は無料のところがほとんどなので、迷ったら2〜3社に出す。気持ちとして「最初の査定だけで決めない」ことが大事。
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畳んだ状態の写真を撮っておく メールやLINE査定を出すとき、畳んだままの状態が写っていないと精度が落ちる。衿元、表地、裏地の3枚はあると安心。
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自分の状態確認を先にやる 染みや虫食いがあるなら正直に伝える。査定の現場で「思ってたほど付かない」となる前に、自分で確認しておくと気持ちの整理がつく。
FAQ
着物の買取相場はいくらくらい?
状態と種類で変わります。状態の良い訪問着で数千円〜数万円、希少な袋帯・作家ものはさらに上がります。傷みがあると数百円もあり得ます。
初めて買取に出すときの注意点は?
複数社で無料査定を出し、状態を先に自分で確認しておくことです。畳んだままの写真があれば査定がスムーズです。
まとめ
着物は状態と種類で査定が大きく変わる。焦らず複数社に聞いて、納得できるところへ売るのが結局は一番得だ。押し入れの着物、そろそろ重い腰を上げてみませんか。