着物の虫食い、見つけたらどうする?古物商が教える処分の前にやること
押し入れを整理したら、着物に虫食いを見つけた。黄ばみも気になる。こういうとき、多くの人は「もう売れないだろう」と処分してしまう。
でも待ってほしい。虫食いや黄ばみがあっても、買取できるケースはある。 いきなり処分する前に、やるべきことがある。私が現場で見てきた話を交えて説明する。
虫食いの着物は買取できるのか
結論からいうと、できる場合がある。
虫食いの穴が小さく、衿裏や裾裏など目立たない場所なら、買取対象になることは珍しくない。ある程度は「状態」として織り込んで査定するからだ。
ただし、広範囲に虫食いがある、模様の中心に穴が開いている、といった場合は難しい。これは正直に伝えたいところだ。
やるべきこと: 先に虫食いの範囲を写真で確認できるようにしておく。メールやLINE査定のとき役に立つ。
黄ばみ、カビはどうか
これは正直、買取に響く。黄ばみやカビは基本的に落とせないと考えるのが普通だ。特にカビは臭いを伴い、保存中の他の着物に移る危険もある。
カビや黄ばみを見つけたら、まず他の着物から離して保管する。そして早めに査定に出す。放置するとどんどん状態が悪くなる。
処分の前にやることリスト
- 虫食い・黄ばみ・カビの範囲を写真に撮る
- 他の着物から離して保管する
- バラ売りではなく、まとめて買取に出してみる
- 査定額と処分の手間を比べて判断する
まとめ
虫食いがあっても買取できることがある。いきなり処分せず、まず範囲を確認して査定に出すのが得策だ。押し入れの着物、一度改めて見てみてほしい。